お金の制度を活用する

傷病手当と雇用保険を組み合わせたら「30ヶ月の立て直し期間」ができた話

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「傷病手当がもらえるのはわかった。で、その後はどうなるの?」

 

前の記事(50代で「もう無理」になったとき、最初にやること)で、傷病手当金について少しだけ触れましたよね。「月給のおよそ3分の2が最長18ヶ月もらえる制度です」って話をした後に、「この傷病手当の後に雇用保険と組み合わせることで、私は30ヶ月・約480万円を受給できた」とだけ書いて、詳しい説明はしませんでした。

 

あの部分、「結局どういう仕組みなの?」って気になった方も多いかと思うんですよね。今回はその全体像について書いてみます。

とはいえ、詳細な手続きの話は今回も出し惜しみします(笑)。一人でやると間違えやすいポイントが多いので、概要を知った上で「具体的にどう動くか」はメルマガやレポートで補足しますね。今回は「こういう仕組みがあるんだ」という地図を頭に入れてもらうことが目的です^^


「30ヶ月・約480万円」はどこから来ている数字なのか

まず最初にここを整理したいんですよね。

30ヶ月という数字は、傷病手当金(最長18ヶ月)+雇用保険の給付(最長12ヶ月)を組み合わせた合計です。私自身がまさにこのルートで受給しました。それぞれの金額は月によって若干変わりますが、おおよそ月16万円ほど受け取っていた時期が続いたので、30ヶ月の合計が480万円になったという感じです。

 

「500万円近くの給付だけで生活?ほんとに?」って思う方もいると思うんですよね(汗)。私も制度を知るまではそんな世界があるとは想像もしていませんでした。でも現実にそういう制度があるんですよね。知っているかどうかで、50代での「もう無理」の後の選択肢がまったく変わってきます。


傷病手当金の「18ヶ月」について(おさらい)

前の記事でも触れましたが、ここで少しだけ整理しておきますね。

 

傷病手当金の基本

  • 対象:会社の社会保険(健康保険)に加入している人
  • 金額:月給のおよそ3分の2
  • 期間:最長18ヶ月

でここで覚えておいてほしいのが、退職した後に申請して受け取り始めることができるという点なんですよね。私自身もそうで、退職後に手続きをして、数ヶ月後から受給が始まりました。「在職中に受給を開始していないともらえない」と思い込んでいる方が本当に多くて、もったいないなぁと感じています(汗)。

 

ただし、退職後に申請する場合はいくつか条件があって、特に「退職日に出勤していないこと」という要件が絡んできます。ここは個人差が大きいので詳細は割愛しますが、「まだ退職していないから間に合う」という方は、タイミングをしっかり確認してほしいんですよね。


傷病手当→雇用保険の「切り替えタイミング」がむずかしい

この2つの制度を組み合わせるうえで、私が実際につまずいたのが、切り替えのタイミングなんですよね。

傷病手当金を受給しながら、いつ雇用保険の手続きを始めるか。この時期を間違えてしまうと、手続きが滞って「給付されない期間」が生まれてしまうんですよね。

 

私自身がそれをやってしまって、焦った経験があります(汗)。正直かなり慌てましたね。(私自身も最初は何も知らない状態だったので、サポートの方に教えてもらいながら動きました)。^^;

 

「自分一人でなんとかなりそう」と思う方もいると思うんですが、手続きの流れは複雑で、特に「傷病手当の受給中にやってはいけないこと」「ハローワークへの申告方法」あたりで詰まる方が多いんですよね。そういう細かいところで失敗してほしくないので、概要を知った後は専門的なサポートを使うことを強くおすすめしています。


私が「30ヶ月の立て直し期間」でやったこと(さわりだけ)

正直に言うと、最初の数ヶ月はほとんど何もできませんでした(笑)。

精神的に追い詰められていた状態から回復するのに、思ったより時間がかかるんですよね。朝起きてご飯を食べてまた寝る、みたいな生活が続いた時期があって、「こんなんでいいのか」という罪悪感もあったんですが、今振り返ると「それでよかった」と思っています。

 

で、ですね。半年ほど経ってからじわじわと「次はどうしようか」を考え始められるようになりました。内向型の自分が「一人で、自分のペースで働くためにはどうすればいいか」を、時間をかけて考えられたのは、この30ヶ月があったからこそです。焦って動いていたら、また同じ場所に戻っていたと思うんですよね。

 

30ヶ月という時間は、次の道を考えるための「バッファ」なんです。急いで次の仕事を探す必要がない期間があることで、冷静な判断ができるようになる。これが、私が「制度を知ってから動いてほしい」と言い続ける理由です。


まとめ:2つの制度の全体像

前回の記事と合わせて、ざっくりした全体像を整理しておきますね。

 

  1. まず心療内科へ行く(診断書が後で必要になる)
  2. 在職中に傷病手当金の準備を始める(退職のタイミングを決める前に)
  3. 退職後に傷病手当金を申請・受給(最長18ヶ月)
  4. 合計28〜30ヶ月の「立て直し期間」で次の道を考える

 

この流れを知っているかどうかで、50代の「もう無理」の後の選択肢がまったく変わってきます。「とにかく逃げたい」だけだと、3)4)を知らないままで退職して、翌月から収入ゼロという状況になりやすいんですよね。

 

長い記事を最後まで読んでくれてありがとうございました^^ 少しでも「そういう道があるんだ」と感じてもらえたなら嬉しいです。


推し活のタカトリ(脱ドレイの鷹登利)

55歳で印刷会社を退職。傷病手当18ヶ月+雇用保険12ヶ月で30ヶ月・約480万円を受給し、内向型が自分らしく働く道を模索中。「内向型のための脱サラナビゲーター」として発信しています。

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推し活のタカトリ

内向型のための脱サラナビゲーター

推し活のタカトリ

55歳で適応障害→傷病手当+失業保険で30ヶ月・480万円受給して独立|印刷会社20年→メンタル崩壊→プロのサポートで制度をフル活用|内向型50代が会社に殺される前に逃げる方法を発信|推し活しながら自由に生きてます

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